©(コピーライト)マークの話 2014.05.17
今回は、よくホームページなどでも見かける©マークのお話をしました。
実は、日本では法的な意味を持たないんですよ。
日本における©マークのお話をしようかな。
— 公民たん《時事》 (@komin_tan) May 17, 2014
©マークのCって何の略か知ってる?
— 公民たん《時事》 (@komin_tan) May 17, 2014
著作権に関しては国際条約が2つあるんですけど、©マークは「万国著作権条約」のものです。万国著作権条約だけに加盟している国々では、©マークの表示をして初めて著作権を主張することができます。
— 公民たん《時事》 (@komin_tan) May 17, 2014
一方で、もう一つの国際条約である「ベルヌ条約」に加入している国々では<記載や手続きをししなくても著作権が発生>します。日本もこちらの条約に加盟しており、©マークを特に表示させなくても創作した瞬間から著作権が発生するんです。
— 公民たん《時事》 (@komin_tan) May 17, 2014
ちなみに、©マークの正しい表記の仕方は『© [著作者] [著作物の公開年(更新年)]』(※ただし順番は違っても問題ない)です。わたしもフリップで著作者の情報を一応書いていますが、上下どっちの様式でもよく、別に書かなくても問題ないんです pic.twitter.com/S3RBpYknj8
— 公民たん《時事》 (@komin_tan) May 17, 2014
@komin_tan けどそのマーク自体に法的拘束力はないんですよね?
— りゅーたろー(指扇のあれ) (@cryuut) May 17, 2014
RT、その通りで、日本において「Copyright」や「ALL Rights Reserved.(すべての権利を保有する。)」を記載することは、©を知らない人向けの説明であって、法的な意味を持たないんです。
— 公民たん《時事》 (@komin_tan) May 17, 2014
@komin_tan copyright と 著作権って微妙に(?)違うらしいですが、いまいち違いが分かってません…
— Tadayoshi Shimadu (@Yoppygu) May 17, 2014
.@Yoppygu Copyrightは<著作物に対する経済的な権利>っていう意味なのに対して、著作権では<経済的な権利に加えて、著作人格権まで保護>しているの。たしか英米法系の概念か大陸法系の概念かの違いからこの差が生まれてるはず。
— 公民たん《時事》 (@komin_tan) May 17, 2014