公民たんのブログ「みちしるべ」

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センター試験対策の勉強を本格的に始める人に伝えたい5つのこと。 2014.05.24

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そろそろ、部活を引退して受験勉強を本格的に始める高校3年生が増えてくる頃ですね。
そこで今回はそんなみなさんに向けて、大学受験を経験した一学生として私が伝えたいことをまとめました。
内容としてはセンター試験の対策を本格的に始める人に向けて書いたつもりですが、既に一生懸命やっている人や、高校1・2年生のみなさんにも読んでもらえるとうれしいです。

関連リンク:受験に関連して高校1・2年生に伝えたい3つのこと 2014.05.25 - 公民たんのブログ「みちしるべ」

① まず、敵を知ること。

聞いたことあるフレーズって人も多いはず。そう、某予備校のCMに登場する先生が述べられた言葉です。
あの先生がどういった意図でこの言葉を発せられたのかは知らないのですが、これが受験勉強を始める時には非常に重要な要素となってきます。

本格的に入試の対策を始める前に、まず一度何も見ずに過去問を解いてみてください。

きっと目を覆いたく点数を取る人も多いでしょう。私もそうでした。
しかし、そうすることによって、「今の自分が目標(点数)とどれくらい離れているか」や、「これからどれだけ自分が頑張らなければいけないのか」を知ることができます。これは非常に大きい産物であって、きっと受験勉強を一生懸命する勢いづけにもなるはずです。

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ライバルをつくろう!

スポーツ漫画には主人公の他になんだか強そうなライバルが登場することが多いですよね。そういった漫画の多くでは、主人公は一生懸命練習を重ねて、そのライバルに打ち勝つという展開が含まれています。

受験勉強でも一緒です。自分のライバルを決めてみてください。
そのときに、自分より少し実力があると思われる人をライバルにするといいと思います。

その子に対して「俺はお前のライバルだからな!」みたいに公言はしなくても別に構いません。ただし、その子がライバルであることを常に意識するように心がけてください。ライバルに勝てた時には、ものすごい実力がついているはずです。


すぐに点数が上がるわけがない

これもスポーツで例えてもらえると分かりやすいと思います。未経験者が練習を始めてすぐに試合で活躍できるような実力がつくことは非常に少ないです。

受験勉強でも同じで、始めてすぐに模試などで結果として表われるわけがありません

ここで留意しておきたいのが、高校の普通の定期試験との違いです。定期試験だと一夜漬けでこれまではなんとかなったって人もいるかもしれませんが、問われる範囲が教科書丸々である大学入試では短期間で対策をすることはまず不可能です。
よく、私に化学を教えてくださっていた先生は「結果が現れるまでは最低3ヶ月はかかる」とおっしゃっていたのですが、比較的短期間で対策が可能といわれる理科でさえそうなのであって、国数英では対策にさらに時間が必要となります。
明確な目標をたてた上で、長いスパンで対策を行っていくことが大切だと私は考えます。



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1回1回の模試を大切にしよう!

多くの場合、予備校などが制作している模試(模擬試験)は実際の大学入試の問題に準じて作られています。そのため、その問題では入試に立ち向かうのに必要な知識が直接問われることもしばしばあります。
しかしながら、難しい問題も多いので、勉強を始めた直後はなかなか太刀打ちできません。
そこで「あ~、難しくて全然分からなかった…」と言って分からなかったところをそのままにしている人はいませんか?それは非常にもったいないです。

模試を受けた時には、できるだけ早いうちに必ず復習をするように心がけてください。

みんなの中には、「模試を受けて危機感をもったなら、はやく新しい勉強をやったほうがいい」と思っている人もいるでしょう。しかし、それは違うだろうと私は考えます。模試で間違ったところは確実に今現在理解できていない以上、そこを仕留めておいたほうが確実に力がつくのです。最初のうちは、1科目で1日くらい時間がかかってしまうかもしれませんが、それは決して遠回りではありません。模試の解説は詳しくて分かりやすいものが多いので、それをじっくりと読み込んでまとめていくといいでしょう。


⑤ 常に心に余裕を持つこと!

私には、受験勉強を進めているときに、周りからの遅れを感じる時期が何度もありました。おそらくみなさんにもそういった時期が訪れるのではないかと思います。

ここで重要なのは、そういった遅れを感じている時期こそ、心に余裕を持つことを忘れない、ということです。

もし焦ってしまうと、本来すべきであるプロセスをとばしてしまったり(たとえば、基礎を疎かにして、応用ばかりしたり)、自分の目標を見失うことにつながりかねません。そうならないためにも、常に心に余裕をもつように意識してください。


それと、自分1人で何もかも背負い込まないようにしてください。仲間はみんな同じような悩みや不安を持っているはずです。もやもやした気持ちになった時には、友だちと愚痴をこぼしあったり、気分転換をするのも有効な手立ての1つです。




最後に・・・

いかがだったでしょうか。私なりの文体だったので読みにくかったかもしれませんが、もしこの文章を読んで、あなたの受験勉強への意識が少しでも変わったのであればとてもうれしいです。


⑤にも書きましたが、これから不安になることも多くなると思います。そうなったとき、もし私でよければ力になるので、下記のリンク、または@komin_tanまでいつでも気軽に連絡や質問をしてくださいね。もちろん、愚痴や雑談でもOKですよ!

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